【参加しよう!】早期膵がん発見を目指したサーベイランス法の試験(Diamond study)
【参加しよう!】早期膵がん発見を目指したサーベイランス試験(Diamond study)
著者 肱岡 範
国立がん研究センター 中央病院肝胆膵内科
転移性膵臓がんの5年生存率は僅か1%と最も厳しい予後になっています。ひとつの原因は発見が遅れることです。そこで、国立がん研究センター中央病院では、膵臓がんの危険因子を持つ方を対象とした早期発見プロジェクトを始めました。対象は、家族性膵がん家系もしくは遺伝性腫瘍症候群を有する方となります。登録された方を対象にシリーズの検査を定期的に続けることで膵臓がんを早期発見することが目的となります。特にご家族に2人以上の膵臓がん患者がいる方、または40代、30代で膵臓がんに罹患した方のいるご家族は、ぜひこの試験にご参加ください。